サイトマップ  個人情報保護方針  リンク  お問い合わせ
> トップページ > 医療活動のご紹介 > 肛門外科

肛門科

 日本人の3人に1人が痔持ちといわれるほど痔は身近な病気です。でも、誰にも相談できないで悩んでいる方多くありませんか?
 初期の場合はもちろん慢性化している場合でも通院で治すことが可能です。痔についての正しい知識を持ち、早期に発見し、診察・治療を受けることこそ、痔に「さよなら」する秘訣です。



◆痔のお話
 痔は、直立歩行を始めた人類の宿命ともいえる病気です。
 症状が出ないものまで含めると、すべての方にあるといわれます。
 痔は以下の3つに大きく分けられます。

このページトップへ戻る
痔核
 いきみ過ぎや立ちずくめ、座りっぱなしなどで直腸肛門部の血行が悪くなります。長く続くと痔静脈叢という肛門の血管が膨れ上がり、更に肛門の外まで滑り出たり、血栓(血の塊)ができたりします。拭いた紙や便の表面に血が付いたり、また飛ぶ様な出血がみらめることもあります。
奥の方にできるイボ痔「内痔核」と外にできて痛い「外痔核」に更に分けられます。
裂肛
 硬い便を無理に出したり、何度も強く拭くと肛門上皮が裂け、作られます。洗浄機能のある便器で、長時間洗浄(5秒以上)でも悪化するのでご注意下さい。
肛門周囲膿瘍・痔瘻
 直腸と肛門の境目に下痢便(細菌がウヨウヨ)が入ると膿がたまって痛みます。疲れやお酒・アルコールが重なって体の抵抗力が落ちるとできやすくなります(肛門周囲膿瘍)。
 時間が経つと皮膚とつながる管ができます(これを痔瘻といいます)。

このページトップへ戻る
◆診察の流れ

<問診>
 患者さんの訴えや病歴を正しく把握することは肛門疾患の診断においても極めて重要で
す。そのため問診表があります。受診される患者さんの多くは、症状があっても羞恥心や恐怖心から話や家庭医学書で自己判断して様子をみたり市販薬を使用し治療しているケースが少なくありません。 しかし、適切な問診が得られれば診断がほぼ可能です。多くの患者さんが病気への不安と「何をされるのか?」という不安に脅えておられます。こんな時、問診を元に病態を考え、どのような診察や検査が必要かを説明します。問診が日常生活習慣の改善点を明らかにすることだけでなく、患者さんとのコミュニケーションを図る上でも重要であると思います。

<診察の体位>
 問診の後は医師による診察となります。診察室は個室もしくはカーテンで仕切られた、
プライバシーが守られたスペースが必要です。お話しの後、診察台の上に横になってもらい、タオルをおかけして」イラストのようなかっこう(左側を下に)で診察します。



このページトップへ戻る

◆治療について

<ジオン注射> … 痔が注射で治せる時代になりました

 脱出する内痔核(ひどいイボ痔)に、注射による治療が可能になりました。保険での治療
ができます。この注射薬【ジオン】は、1970年頃中国で作られた【消痔霊】とほぼ同じも
のです。漢方薬をヒントに注射化されました。肛門を局部麻酔して痔核に直接注射します。
主成分のミョウバンとタンニンには、痔に流れ込む血流を減らし、痔を縮小・硬化させ、
外に脱出しないようにする働きがあります。出血は止まり、肛門が体の中へ引き戻されす。
『ウンコはスッと出るし、肛門が20歳若返った!』という方もおられます。

<クシャラスートラ> ・・・ メスで切らずに糸でくくって治す方法です

 痔瘻の治療に行います。インド・ネパール・スリランカなど南アジアの伝統医学(アーユ
ルベーダ)では、植物の灰を塗った特殊な【糸】を痔瘻の【出口】から【入り口】に通し、
肛門の外で緩やかにくくります(手術では一気に切り開くため肛門を締める力が弱まって
しまいます)。糸を少しずつ締め、灰のアルカリの力でトンネルを溶かし、【しこり】を
開くやり方です。そのため時間は多少かかりますが、肛門の変形は少なく、肛門を締める
筋肉にも損傷がほとんどありません。

このページトップへ戻る
このページトップに戻る
社団法人 京都保健会 吉祥院病院 〒601-8314  京都市南区吉祥院井ノ口町43  TEL 075-672-1331 FAX075-672-8901
Copyright 社団法人 京都保健会 吉祥院病院. All Right Reserved.